こんにちは!岡山県自然保護センターの藤田です。今年の夏は猛暑で秋になっても暑い日が続きました。ヒガンバナもお彼岸に咲かず、1~2週間遅れて咲きました。地球温暖化なのか、異常気象と言っていいのか・・・。これからの自然の変化をしっかりと記録していかなければならないなと思っていたところビックリな変化がありました。センター内でのカエンタケの初確認です。これまでナラ枯れ被害が多い県北で発見されていたカエンタケですが、県中部での発見は初めてのことだと思われます。カエンタケは触るだけで肌がただれ、食べると死に至る可能性がある猛毒キノコです。見た目の表面はオレンジ色から赤色,細長い円柱状または棒状で,土から手の指が出ているように群生または単生します。見かけましても触らないようにお願いいたします。
さて、11月2日(土)はセンターでタンチョウフェスタを行います。年に1度のお祭りです。この日はタンチョウの散策があったり、出し物があったり楽しい一日となっておりますので是非お越しいただければと思います。皆様のご来場、心よりお待ちしております!
プロフィール
岡山県自然保護センター学芸員。植物推し。イベント、ガイド、フィールド整備、広報などを行う。現在築158年の古民家に暮らし、里山ライフを満喫中。犬2匹飼っています。