推し英語コラムvol.20

和気町ファンクラブでのコラムも今回が最後となりました!

最終回では、和気町が#推し武道を推す自治体になったきっかけである『推しが武道館いってくれたら死ぬ』2巻の154ページで、「推し武道英語」を締めくくりたいと思います。

© Auri Hirao/TOKYOPOP 平尾アウリ/徳間書店

基さんの推し、空音ちゃんが「男といた」という目撃情報が出たのが「和気」だったというシーンです。基さんの地元なので、“hometown”(ホームタウン)という言葉が使われているかと思いきや、“neighborhood”(ネイバーフッド)と訳されています。“hometown”も間違ってはいませんが、生まれ育った町、つまり故郷として使われることの方が多いんです。一方で、“neighborhood”には近所という意味があるように、特定のエリアという印象が強くなります。このシーンだと、まさに基さんが住んでいる場所≒地元であることが伝わってくるんです!(※過去に住んでいた場所でも使うことがあります)

和気町に移住したばかりだと“neighborhood”ですが、長く住むことで“hometown”にもなっていく……と説明するとわかりやすいでしょうか?アウリ先生は大天才なので、推し武道を通じて英語も学ぶ機会までもくださる神なのです。徳間書店さんから発行されている日本語版に加えて、ぜひTOKYOPOPさんの英語版も手にとってみてくださいね〜!

和気町ファンクラブでは、オタクの一人として推し武道コラボを楽しませていただいただけでなく、複製原画展で飾るシーンを選んだり、東京でのファンミの運営もできて光栄でした。推し武道がなければ、和気町に5回も足を運んで、その魅力を堪能することはなかったでしょう!まさに「推しがいなければ知らなかったこと」がたくさんありました。

和気町のこと、これからも好きでいてね!

2年間、本当にありがとうございました!

著者・藤代あゆみ

世界に10人だけの国際唎酒師・日本酒学講師・酒匠・焼酎唎酒師。和気町ファンクラブと飲みログのアンバサダー。現在「ぬる英語」(ENGLISH JOURNAL)、「インバウンドのための日本酒と和食入門」(多聴多読マガジン)を連載中。著書に、EJ新書『日本酒オタクのほろ酔い英語』、『推し英語入門』(共にアルク)がある。好きな漫画は平尾アウリ先生の『推しが武道館いってくれたら死ぬ』(徳間書店) 

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