和気町の新米移住者の日常コラム

一気に霜の降りる季節となりました。
和気の12月の気温は最高9℃、最低0℃前後です。日によっては氷点下に突入しているので、そろそろ水道の凍結対策をしておかないといけません。
車のタイヤについては、例年の寒さで麓の往来だけなら、特に対策はしなくてもよいようです。

築50年の古民家を一部改装して床に断熱材を入れ、フローリングの冷たさがマシになることを期待していましたが、熱源がないことには寒いものは寒いです。将来、暖炉でもおけたら趣があってカッコいいなぁと思っていますが、今現在、お財布にやさしく大活躍しているのは電気カーペットと電気毛布。壁にタイルを貼ったり、DIYで少しずつ理想の暮らしを制作中です。

自宅すぐの陶芸教室では、先月、登り窯で備前焼の作品を焼きました。4日間ずっと焼き続けるので、教室に通う生徒さんが昼夜交代で温度を確認しながら薪を入れていく一大イベントです。今回私は初めてだったので、先生にやり方を教わって、1000℃を超える登り窯の中に6分毎に薪を入れていきました。炭を入れるとぶわっと火の粉と火柱が舞い上がって見応えがあります。焼き物が有名な土地ならではの体験だなと感じます。

新宮なつみ 35歳
大阪府 東大阪市出身
大阪芸術大学短期大学部を卒業後、ニュージーランドへワーキングホリデーへ。帰国後、教育業(塾講師)・飲食業等を経験後、フィリピンのセブ島にある英語学校の駐在勤務を得て、2023年12月地域おこし協力隊として和気町に移住。
趣味は資格勉強。危険物取扱管理者、応用情報技術者試験、登録販売者、簿記、小型船舶免許二級など、ジャンル問わず。最近の興味ごとは宅建、建築士、アプリ開発や家庭菜園。